コンピューター部へようこそ!
コンピューター部では、パソコンを用いたプログラミング(ゲーム制作や競技プログラミングなど)を中心にした活動を行っています。
もちろんCG(コンピューターグラフィックス)制作、DTM(デスクトップミュージック、簡単に言えばPCでの作曲)制作の活動、またセキュリティに関わる活動も行っています。
勿論それ以外の情報分野関係の活動は大歓迎です!
この冊子では、部で活動する上で最初に中心となるC#という言語を用いてのプログラミングの基礎を説明していきます。
内容はこれからの基礎となる非常に重要なものですが、難易度は非常に簡単です。(しかもこれらの知識は後々にやるパソコンの授業でも活躍するというオマケ付き)
ですので、是非ともこの冊子の内容は確実に全部頭に入れてしまいましょう。
冊子も手作りですから分かりにくいところもあるかもしれません。もしよく分からない場合は先輩に積極的に尋ねてみましょう。きっと丁寧に教えてくれるはずです。
これから色々と学んでいくことも多いかとは思いますが、積極的に学んでいけば、絶対に良いゲームを作ることができるはずです。まずは当面の目標、文化祭に向けて頑張っていきましょう!
コンピューター部について
活動について
現在、コンピューター部は、月・火・土の週3日、授業終了後から午後5時まで、中学校舎4階の第1実験室(化学実験室)にて活動をしています。
活動内容は「はじめに」でも触れたとおり、パソコンを用いたプログラミング・CG制作・DTM(作曲)等多岐に渡っています。
特にこれをやれ、という規則等はないので、自分が興味のあることにどんどんチャレンジしていって欲しいと思います。
この部ではC#言語をみんなが共通して使える言語として最初に教えていますが、もちろん言語は他にもJavaやC++等ありますから、余裕ができたら是非習得しましょう。
なお、兼部に関しては特に禁止していません。この部にもいろんな部を兼ねている人がいるようですし、活動日全部に必ずしも来なくても大丈夫です。ですが週に2日くらいは来て欲しいですね。
部のコンピューターについて
コンピューター部では、
- 12台程度のEeePC(学校からお借りしていましたが、今は部に譲って下さっています)
- 2台のIBM ThinkPad(目立たない存在ですが、EeePCより環境が良いかも知れません)
- 数台のデスクトップパソコン(結構高性能です)
- 2台のLenovo ThinkPad(ノートパソコンの中ではダントツで高性能です)
- 2台のVAIO(それなりのスペックがあります)
- 1台のMacBook Air(ちょっと古いモデルです。唯一のMacなのでぜひ有効活用してください)
- 1台のhp mini(EeePCよりはスペックが高いです)
を使うことができます。
家からパソコンが持参できない場合、EeePCなどを使うことになると思いますが、EeePCは台数が多く見分けもつきにくいので、データをパソコンに保存したところで次来たときにはどれに保存したか見分けがつかなくなります。
ですので、家からSDカード・USBメモリ等の記録媒体を持参するようにしてください。
今ならUSBメモリは8GBもあって500円程度で買えてしまいます。(ここ数年でおそろしく値段が下がったものです)
また、パソコンが持参できるかどうかは学年の方針によっても異なりますから方針に従って頂きたいです。(万一没収されても部では責任を取れません)
もっとも、EeePC(ThinkPadも)は最低限コードをかける能力を持っていますので、活動はEeePCでも可能ですが、OSは未だにXPでスペックもとてつもなく低いので、持参を強く推奨しておきます。
持参する場合はパソコンは貴重品ですから、パソコンを鞄に入れた状態でロッカーに厳重保管しておきましょう。
今後の予定について
さて、今後のコンピューター部の予定について解説していきます。
6~7月
この期間中に、少なくともこの冊子と次の冊子、できる人はすべての冊子を全て終わらせる予定です。
とりあえずは色々なプログラムを沢山作りながら、プログラミングについて学習していってくださいね。
夏休み
夏休み中は結構活動があります。今のところ合宿は計画していません。
おそらく夏休み序盤で早い人は3~4冊目の冊子を終わらせて早速ゲームを作り始めていると思います。
文化祭で展示・配布するためのプログラムを作る絶好の機会でもありますから、積極的にプログラムを書いていきましょう!長いようで短いですから、有効に使いましょうね。
なお、文化祭用の部誌を作るのもこの時期です。日が近くなれば発表しますが、新入部員の皆さんも是非部誌の原稿を執筆してみてください。
上がってきた原稿は、余程の問題が無ければそのまま文化祭の部誌に掲載されると思います。
文化祭まで
夏休みが明けると、あっという間に文化祭が訪れます。この期間は文化祭向けのプログラムの制作に全力を注いで、文化祭への準備を行いましょう。
夏休み中かこの期間のどちらかで部誌の製本を並行作業で行います。後日告知しますが、その時は、協力をお願いします。
文化祭
1年に1度のお祭りです!存分に楽しみましょう。
コン部では部屋内担当にシフトを設け、各部員とも2日間合計3~4時間ずつシフトに入ってもらう形になると思います。
この辺の予定合わせは夏休み明けにでもすると思います。
文化祭明け
文化祭が終わったら、現高2(執行部含む)は引退となります。きっと優秀な中3~高1が、私達の後を継いでくれることでしょう。
ここから先は、次の代の執行部に任せることになると思います。きちんと先輩方の話を聞いて、色々な活動を行っていきましょう!
大会・講演会について
コンピューター部では、部単位で何かの大会に出場するといったことは有りません。ですが、個人単位で何らかの大会に参加し、高い実績を残している部員がいます。 きっと全部冊子が終えて知識に飢えている人がいるでしょうから、中高生が参加できる著名な大会・講演会をいくつか掲載しておきます。興味があれば、積極的に参加してみるといいでしょう。
全日本学生ゲーム開発者連合
全日本学生ゲーム開発者連合(通称「全ゲ連」)は、2008年12月に設立された、ゲーム作りに関心のある人間が集まって、ノウハウの共有や交友を深めようという、学生発の団体です。
全ゲ連では基本的に、年に3~4回の講演集会(無料)が催されます。ここでは著名人による色々な類の(プログラミングに限らず、ゲーム開発全般の)講演を聞くことができ、逆に何か講演したいことが有れば講演をすることもできます。
話題は基本的なことから発展的なことまで充実しているので、次回開催時には是非とも行ってみることをお勧めします。
なお、団体名に「学生」と付いてはいるものの、参加者層は我々中高生から大学生、更には社会人の方も参加しています。
U-22プログラミング・コンテスト
「中学・高校生参加可」のプログラミングコンテストには非常に珍しい、ゲームでもツールでも言語そのものでも何でも有り、「何か創造性のあるものを作る」プログラミングコンテストです。
コンピューター部からも経済産業大臣賞を受賞した人が何人かいます。腕に覚えのある人はぜひ挑戦してみましょう。
日本情報オリンピック
最近有名になってきた、高校生までが対象の「競技プログラミング」の大会です。悲しいことに予選は2期末近くに毎年開催されます。
「競技プログラミング」はゲーム製作とは違い、時間内に与えられた問題を解くプログラムを作成するという、ゲーム製作とはまた違った方向の競技です。
ゲームプログラムとは違う方向性ですから、挑戦してみたい人はちょっと違う方面の訓練が必要になりますから、その場合は部長等に尋ねて下さい。
予選は無料かつ自宅で参加できるので腕試しに挑戦してみるのもいいかもしれません。ちょっとでも興味が湧いた人はHPに過去問がありますから試しに覗いてみて下さい(半分は情報の知識無くても解けます)。
また、日本代表選抜合宿を通過すると世界大会(勿論外国で開催)に行くことができます。もちろん、全部無料です。
パソコン甲子園
残念ながら、これは高校生のみが出場できる大会です。
パソコン甲子園は競技プログラミング大会の中でも特殊な部類で、2人で1チームを組んで参加することになります(CG部門除く)。
この大会には
- プログラミング部門(昨年の大会で、コンピューター部から出場したチームが1・2位を両方とも獲得)
- デジタルコンテンツ部門
- いちまいの絵CG部門
- モバイル部門
の4部門があり、プログラミングからムービー作成、CG作成、スマートフォン向けアプリ作成等、ジャンルが多岐に渡っています。
ですので、何か1つでも「やってみたい!」と感じた分野があれば、是非ともエントリーしてみることをお勧めします。
ついでに賞品もかなり豪華なので、狙ってみる価値はあるでしょう。